木の机に広げた文字のない日本の白地図。山の場所に色の丸いシールが貼られ、いくつかは鉛筆で消されている

温泉ブログ(温泉ランド.com)では、1つの温泉地につき5本の記事を組にして書いている。

行き方と地区の案内、おすすめの宿7選、といった具合だ。
9月17日の時点で、書き終えた温泉地は153か所になっていた。

数が増えるにつれて、次に書く温泉地を探すのに時間がかかるようになっていた。
まだ候補はあるのか。
あるなら、あとどれくらいか。AI(Claude)に、残りを一度リストにしてほしいと頼んだ。

10分ほどで、全国の一覧ができあがった。

何を数えたのか

このブログの記事は、楽天トラベルで予約できる宿を紹介している。
おすすめの宿を7軒並べるので、宿が7軒そろわない温泉地は記事にできない。

AIがやったのは、次の突き合わせだった。

  1. 楽天トラベルの温泉地のページから、宿が7軒以上ある温泉地を全国分集める(212か所)
  2. 公開済みの1,023記事を全部読んで、紹介ずみの宿を集める(1,372軒)
  3. 温泉地ごとに、まだ紹介していない宿が何軒残っているかを出す

楽天のページを読みに行くときは、相手に負担をかけないよう、2秒ずつ間を空けた。
途中で一度止まったが、直して続けた。

読み終わったページは手元に残してあるので、やり直しは少なくて済んだ。

名前が同じ、別の温泉があった

集計の途中で、AIは自分の間違いを5件見つけた。
温泉地を名前だけで比べていたので、同じ名前の別の温泉を「もう書いた」と数えていた。

  • 栃木の日光温泉と、すでに書いた日光湯元温泉
  • 山梨の湯村温泉と、兵庫の湯村温泉
  • 熊本の松島温泉・下田温泉と、同じ名前のほかの温泉

逆に、機械的に並べた一覧をそのまま使わなかった場面もある。

一覧の先頭に神奈川の3か所が来たが、AIはどれも箱根の中の地区だと気づいて外した。
箱根はすでに5つの地区を書いている。

同じ地域ばかり増やすより、まだ少ない県を優先したかった。

9月17日の時点の棚卸し

区分温泉地の数
楽天で宿が7軒以上ある温泉地212
まだ書いていない温泉地78
そのうち、紹介していない宿が7軒以上残る60

60か所は、さらに3つに分けた。

区分数意味
有望40近くの温泉地と宿がかぶらず、9軒以上残る
要確認14かぶりはないが、残りが7〜8軒
かぶりあり6近くで書いた温泉地と、宿が重なる

「残り7軒」では足りない

楽天に宿が7軒あっても、全部を紹介できるとは限らない。
温泉の種類が確かめられない、夕食の場所が分からない、口コミの評価がない、予約を受け付けていない。
そういう宿は外している。

これまでの実績を並べると、こうなっていた。

温泉地楽天の宿条件を満たした宿
湯野上温泉(福島)16軒14軒
小野川温泉(山形)12軒11軒
湯田温泉郷(岩手)11軒9軒
湯村温泉(山梨)7軒6軒(記事にできず)
鹿児島温泉(鹿児島)8軒6軒(記事にできず)

だいたい8割が残る。

7軒ちょうどの温泉地は、1軒外れただけで記事にならない。
9軒以上あれば、8割残っても7軒に届く。
「9軒以上は有望、7〜8軒は要確認」と分けたのは、この実績からだ。

この8割をかけると、実際に記事にできそうなのは50前後。
それが、9月17日の時点の答えだった。

使った道具は、残しておいた

集計の道具は、最初はAIの作業用の一時フォルダに置かれていた。
そのままだと、次に使いたいときに見つからない。
ブログの道具を置いているフォルダへ移してもらった。

温泉地を記事にするたびに、紹介ずみの宿は増えていく。
残りの数字は、すぐに古くなる。

20か所書くごとに、この棚卸しをやり直すことにした。

一覧は、記事にするたびに行を消している。
9月24日の時点で、候補の一覧に残っているのは44か所になった。
この1週間で、10か所あまりを記事にした。

分かったこと

「だんだん探すのに時間がかかる」という感覚は、当たっていた。
候補はまだある。ただ、いつまでもあるわけではなかった。

終わりが見えたことで、次を考えられるようになった。
温泉地ごとの5本組が尽きたあと、このブログで何を書くか。
その話は、また別の記事で書こうと思う。

感覚で「そろそろ厳しいかも」と思っているより、一度数えてしまったほうが気が楽だった。
数えるのにかかったのは、10分だった。

温泉旅行を考えている方は、ぜひ一度覗いてみてほしい。

温泉ランド.com 温泉地候補診断もあります。