AIに相談して、温泉サイトの宿紹介を「写真つきカード」に自動化した話

温泉ランド.comという楽天トラベルのアフィリエイトブログを作っている。
前に「宿のリンクを一括でアフィリエイト化した話」を書いたけれど、あれはまだ入口だった。

今回はその先、記事の中で宿をどう見せるかの話だ。

先に白状しておくと、自分はプログラミングを勉強したことがない。
コードはぜんぶAI(Claude)に丸投げして、自分は「こういうのが欲しい」と注文して、出てきたものにダメ出しする係。

今回もそうやって、温泉ランド.com専用のWordPressプラグインを一本、育てた。

文字リンクの羅列は、誰も押さない

最初、宿の紹介はただの文字リンクだった。
「◯◯のプランを楽天トラベルで見る」がずらっと並ぶだけ。

自分で読み返して、正直こう思った。
こんなの誰がクリックするんだ、と。

宿を選ぶ人が見たいのは、写真とクチコミと、だいたいの料金だ。
でも紹介する宿は温泉地ごとに何十軒とある。

全部に手で写真を貼って、評価を調べて、料金を書いて……そんなの続くわけがない。
手作業には限界があった。

「宿番号を書くだけ」にした

そこでAIに相談して、こういう仕組みを作ってもらった。記事の中に

[yado no="19985"]

と宿の番号を一行書くだけで、その宿の写真・クチコミの星・1泊の目安料金・予約ボタンが入ったカードが自動で表示される。
番号は楽天の宿ページのURLに入っている数字を使うだけ。
写真もクチコミも料金も、自分では一切さわらない。

土台には、楽天からもらった全国43,001軒の宿データをまるごと取り込んで、短縮リンクとクリック計測も仕込んだ。
どの記事のどの宿が押されたかが後で分かる。

ここまで来ると、もう手作業のブログではない。

いちばん手こずったのは、楽天のAPIだった

写真とクチコミは楽天の「ウェブサービス」というAPIから取ってくる設計にした。
ところが、これがまったく動かない。

原因を一緒に掘っていくと、楽天が2026年にAPIを全面リニューアルしていた
接続先も認証方式も変わっていて、AIが古いやり方で組んでいたから、ぜんぶ弾かれていたわけだ。

ここは「たぶんこうだろう」で進めず、公式の今の仕様を確認してから、新しい方式(IDとアクセスキーの両方+呼び出し元の申告)に直した。
エラーメッセージを一個ずつ潰して、やっと宿の写真が出た瞬間は普通に嬉しかった。

自動化は、壊すときも一括で壊す

もうひとつ、正直な失敗を書いておく。

昔ながらのリンク管理ツールから自分のプラグインに乗り換えたとき、宿のリンクは引き継げたのに、商品やクーポンのリンクをごっそり取りこぼして、全記事で404にしてしまった
楽天カードの申込みリンクにいたっては、気づかないうちに全記事で死んでいた。

これは自分(というかAIと自分)のミスだ。

後日ぜんぶの記事を機械的にチェックして初めて気づき、生きていた頃の転送先を吸い出して、プラグイン側に登録し直して復旧した。
自動化はラクだけど、壊れるときも一括で壊れる。

定期的に「本当にリンクが生きてるか」を見に行かないといけない、という当たり前を学んだ。

まとめ

AIと一本のプラグインを育てて、変わったのはこのあたり。

  • 宿の紹介が、文字リンクの羅列から写真つきカードになった
  • 記事に宿番号を一行書くだけ。写真もクチコミも料金も勝手に最新になる
  • 全国4万軒超のデータとクリック計測が土台にある
  • 外部サービス(楽天API)は仕様が変わる。動かないときは「今の仕様」を確認するのが近道
  • 自動化は壊れるときも一括。リンクの死活は自分で見に行く

コードが書けなくても、「何が欲しいか」と「これは違う」を言えれば、自分専用の道具は作れる。
プログラミングの勉強より先に、自分が何に困っているかを言葉にするほうが、たぶん効く。

この上に量産の段取りを作った話は
AIに温泉記事を486本書かせた。いちばん時間を使ったのは「書かせない仕組み」だった