AIで会話OS診断を作った|15問・45問・英語版・X共有まで整えた制作記録

人と話している時に、なんとなく噛み合わないことがある。

相手が悪いわけでも、自分が悪いわけでもない。
ただ、話の進め方、反応の仕方、距離の取り方が少し違う。

たとえば、すぐに返事をする人もいれば、じっと見てから話す人もいる。
感情を受け止めたい人もいれば、話を整理したくなる人もいる。
会話を前に進めたい人もいれば、無理な会話から少し距離を取りたい人もいる。

そういう「会話で自然に出る動き」を診断できるツールとして、今回 会話OS診断 を作った。

診断はこちら
会話OS診断
https://pilnmeness.com/conversation-os-diagnosis/diagnosis.html

会話OS診断とは

会話OS診断は、会話中に出やすい反応やクセをもとに、自分の会話タイプを見える化する診断。

15問版と45問版を用意してみた。

15問版は、短時間でざっくり自分のタイプを見たい人向け。
45問版は、メインタイプ・サブタイプ・相性・疲れやすい相手まで詳しく見たい人向けになる。

診断結果は、次の8タイプ。

  • じっと見てから話すタイプ
  • 言葉をわかりやすくするタイプ
  • 話を整理するタイプ
  • ちゃんと聞いて合わせるタイプ
  • 安心してから話すタイプ
  • 会話をつなぐタイプ
  • 次の話を進めたいタイプ
  • 無理しないタイプ

どのタイプが良い・悪いという診断ではなく
会話の中で、自分がどこに意識を向けやすいかを見るための診断。

作ろうと思った理由

以前、AIを使ってオリジナルの思考IQ診断を作った

その時に、診断ツールはただ質問を並べるだけではなく、

  • 設問の作り方
  • タイプ設計
  • 結果文の出し方
  • 共有されやすさ
  • OGP画像
  • スマホでの見やすさ
  • 診断後の導線
  • 解析ページ

まで作り込むと、かなりちゃんとしたWebツールになることが分かり

その経験をもとに、今度は「会話」に特化した診断を作ろうと思った。

自分自身、人との会話について考えることが多く、
「この人とは話しやすい」
「この人とはなぜか疲れる」
「話している内容より、会話の進み方が合わない」
という感覚を、もう少し分かりやすく整理したかったから。

最初はタイプ設計から始めた

最初に決めたのは、診断結果のタイプ。

ただ「陽キャ」「陰キャ」「聞き上手」のような分け方にはしたくなかった。

そうではなく、会話の中で実際に出る動きに近い形にしたかった。

そこで、会話中の動きを次のように分けてみた。

観察する
言葉にする
整理する
合わせる
安心を確認する
つなぐ
進める
離れる

この8つをもとに、診断タイプを作った。

たとえば「じっと見てから話すタイプ」は、会話の最初から強く反応するより、相手の話し方や温度感を見てから話すタイプ。

「話を整理するタイプ」は、話が散らかってきた時に、自然と順番や前提を整えたくなるタイプ。

「無理しないタイプ」は、会話が重くなりすぎた時に、自分のペースへ戻れるタイプ。

こうした動きを、できるだけ日常の言葉で説明するようにした。

設問は15問版と45問版を用意

診断は、15問版と45問版の2種類。

最初は10問・30問も考えたんだけど、会話のクセを見るには少し足りないと感じた。

15問版は、気軽にやってもらうための入口。
1問ずつ表示され、選択すると次の質問へ進むようにした。

45問版は、より詳しく見るための診断。
会話のズレやすい場面、興味が出た時の反応、疲れやすい会話などを細かく聞くようにしている。

45問版では、メインタイプだけでなくサブタイプも出るようにした。

たとえば、

「話を整理するタイプ」がメインで、
「会話をつなぐタイプ」がサブに出る。

というように、単一タイプではなく、会話の中で出る複数の動きを見られるようにした。

結果ページもかなり作り込んだ

診断ツールで大事なのは、結果ページだと思う。

ただ「あなたはAタイプです」と出すだけでは、読んでもらえない。

そこで結果ページには、次の要素を入れてみた。

  • 基本説明
  • 興味が出た時の反応
  • すれ違いやすいところ
  • 疲れが出やすい場面
  • 話しやすい相手
  • 自分への扱い方
  • メインタイプとサブタイプ
  • 相性の良いタイプ
  • 疲れやすいタイプ
  • 全タイプとの相性

特に45問版は、結果を読んだ時に「たしかにこういうところあるかも」と感じられるように、かなり文章を調整した。

AIっぽい硬い言い方になりすぎないように、
「構造」「設計」「主権」みたいな言葉は避け、できるだけ普通の言葉にしている。

共有用のOGPカードも作った

診断ツールなので、Xで共有できるようにもしている。

結果ページからX投稿ボタンを押すと、診断結果と短縮URLが入った投稿文が作られる。

また、Xで共有した時にカード画像が出るように、OGP画像も生成するようにした。

OGPカードには、

  • 診断名
  • 結果タイプ
  • 一言説明
  • タイプごとの画像

が入るようになっている。

日本語版と英語版で、OGPカードの表示も分けた。

最初は日本語カードが英語版にも出てしまったり、15問版だけOGP画像が出なかったり。
そのあたりも修正しながら、最終的に日本語15問・日本語45問・英語15問・英語45問で共有できるようになった。

英語版も作った

今回も英語版を作った。

英語版では、

  • diagnosis-en.html
  • diagnosis-45-en.html
  • result-en.php

を用意し、日本語版と切り替えられるようにした。

ページ上部に「日本語 / English」の切り替えボタンを置いて切り替えしやすく。

英語版は、投稿文の文字数が日本語より長くなりやすいから、X共有文はかなり短めにした。

たとえば英語版では、共有文はこのような形。

Conversation OS Diagnosis 45Q
I got “The Conversation Architect”.

#ConversationOS
短縮URL

説明文を長く入れすぎると、Xの文字数制限に引っかかりやすいのでかなり短くした。

短縮URLも作った

結果ページのURLには、回答データや結果データが入るため、そのままだとかなり長くなる。

そのため、X共有用に短縮URLを作る仕組みも入れた。

短縮URLは、

/conversation-os-diagnosis/s.php?id=xxxx

という形。

この短縮URLを経由して、元の結果ページへ飛ぶようにしている。

日本語版・英語版どちらでも短縮URLが使えるように調整した。

解析ページも作った

今回、診断ツールを公開して終わりではなく、管理用の解析ページも作った。

解析ページでは、次のようなデータを見られるようにした。

  • 総イベント数
  • 診断開始数
  • 結果表示数
  • 言語別の結果数
  • 15問版 / 45問版の結果数
  • メインタイプ分布
  • サブタイプ分布
  • タイプ別共有率
  • 15問から45問への遷移率
  • 日本語版と英語版の完走率
  • 短縮URL別クリック数
  • Xアカウントメモ(知り合い用)
  • 短縮URLの日別作成・クリック推移

最初は短縮URLの件数しか取れていませんでした。

そこで、診断ページ側にログ保存用のJSとAPIを追加し、ページ表示・診断開始・結果表示・共有クリックなどを保存するようにした。

短縮URLのクリック解析で少し苦労した

短縮URLのクリック数を解析する時、意外とややこしかったのが「本当に人がクリックした数」。

Xに共有すると、実際に誰かがクリックしていなくても、X側のプレビュー取得やOGPカード取得で短縮URLが踏まれることがあるから。

そのため、単純に「s.phpが踏まれた回数」をクリック数にすると、作った直後からクリック数が増えてしまう。

そこで解析ページでは、

  • 判定クリック
  • 人間クリック
  • プレビュー等
  • 生クリック

を分けて表示するようにした。

これで、Xカード取得などによるアクセスと、実際に人がクリックした可能性のあるアクセスを分けて見られるようになった。

AIで作って感じたこと

今回も、AIを使うことでかなりさくさくと作れた。

診断の設問作成だけでなく、

  • タイプ設計
  • 結果文
  • 画像の方向性
  • HTML
  • JavaScript
  • PHP
  • OGP生成
  • 短縮URL
  • 解析ページ
  • 管理画面
  • ログ保存

まで、かなりの部分をAIと一緒に進めている。

ただし、AIに任せれば一発で完成するわけではなかった。

実際には、

  • OGPが出ない
  • 英語版に日本語カードが出る
  • X共有文が長すぎる
  • 短縮URLが正しく出ない
  • 解析ページの集計がズレる
  • クリック数にXプレビューが混ざる

という問題を、何度も確認しながら直している。

AIはかなり強力にプロジェクトを進めてくれるが、最終的には実際に動かして、スマホやX投稿画面で確認しないと分からないことが多い。

どちらかというと、指示出しをして、デバッグをしてまた指示出しをする、という作業がメインだった。

まとめ

今回、AIを使って「会話OS診断」を作った。

単なる診断ページではなく、

  • 15問版
  • 45問版
  • 日本語版
  • 英語版
  • X共有
  • OGPカード
  • 短縮URL
  • 解析ページ

まで含めて作っている。

診断そのものも、会話の上手い・下手を決めるものではなく、
自分が会話の中でどんな動きをしやすいかを見るためのもの。

人と話していて、なぜか噛み合わない。
会話が疲れる時がある。
逆に、すごく話しやすい相手がいる。

そういう感覚を少し整理するきっかけになればいいなと思っている。

会話で出る、あなたの素の動き

会話OS診断は、人と話す時に出やすい反応やクセを見える化する診断です。

すぐに返すタイプなのか、じっと見てから話すタイプなのか。
話を整理したくなるのか、場の空気を合わせるのか。

会話の中で自然に出る動きを、8タイプで見ることができます。

15問版は短時間でざっくり診断できます。
より詳しく見たい場合は、45問版でメインタイプ・サブタイプ・相性まで確認できます。

会話OS診断はこちら
https://pilnmeness.com/conversation-os-diagnosis/diagnosis.html

6/14追記:公開後に、15問版・45問版・英語版まで整えました

この記事を書いた時点では、会話OS診断の基本部分を作った段階だった。

その後も、実際に自分で何度も試しながら、診断として使いやすい形になるように調整を続けて、
現在は、以下の形まで対応した。

  • 15問版
  • 45問版
  • 日本語版
  • 英語版
  • 結果ページの表示
  • 結果タイプごとの詳しい説明
  • 円グラフによるタイプ傾向表示
  • Xでの結果共有
  • 共有用の短縮URL
  • OGPカード画像の表示
  • 解析ログの確認ページ

特に時間がかかったのは、診断そのものよりも、結果ページまわりの調整。

診断を終えたあとに、結果タイプが正しく表示されるか。
15問版と45問版で表示が崩れないか。
日本語版と英語版を切り替えても、結果や円グラフが変わらないか。
Xに共有した時に、ちゃんとカード画像が出るか。
スマホでも同じように動くか。

こういう細かい部分を、実際に動かしながら一つずつ直していった。

作る前は、「AIに相談しながら診断ページを作る」くらいの感覚でしたが、実際には、公開できる状態にするまでにはかなり細かい検証が必要だった。

ただ、その分、単なる質問ページではなく、

「診断する」
「結果を見る」
「共有する」
「あとから動きを確認する」

というところまで含めた、ひとつの診断体験として形にできたと思う。

AIを使えば、アイデアをページにするところまではかなり速くできる。

ただし、実際に人に使ってもらうものにするには、表示崩れ、共有時の見え方、スマホでの挙動、ログの確認など、細かい部分を何度も見直す必要がある。

今回の会話OS診断は、そのあたりまで含めて、AIと一緒に作った制作記録としてかなり良い経験になった。

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