温泉ブログ(温泉ランド.com)のニュース記事には、イベントやセールの日付がよく出てくる。今は、日付に曜日を添えるとき、AI(Claude)がプログラムで曜日を計算してから書いている。記事を作るときの記録にも「曜日はプログラムで確かめた」と1行残すようにしている。
そうなったのは、9月26日の朝からだ。
「9月20日と27日は日曜です」
9月26日の朝7時すぎ、いつもどおり、AIが毎朝の見回りを始めた。新しいニュースを集めるついでに、期限のある話を書いた記事を見直して、状況が変わっていないかを確かめる作業だ。
8時23分、AIからこう報告があった。
記事は「9月20日(土)・22日(火)・27日(土)・29日(火)」と書いていますが、2026年の9月20日と27日は日曜です。土曜は19日と26日です。
兵庫県の有馬温泉の、夜のイベントの記事だった。1軒のお店だけ、金曜のほかに火曜と土曜にも開く、と書いた部分の曜日が間違っていた。同じ日付は、記事の4か所に出ていた。
僕が見つけたのではない。AIが自分で見つけた。ただ、書いたのもAIだった。
探したら、あと2本あった
更新の対応を頼むと、AIはほかの記事も探して、さらに2本見つけた。
| 記事 | 書いていた曜日 | 正しい曜日 |
|---|---|---|
| 有馬温泉の夜のイベント | 9月20日(土)・27日(土) | どちらも日曜(土曜は19日と26日) |
| 九州の旅行割引(大分県の予約開始日) | 10月9日(木)・16日(木) | どちらも金曜 |
| 修善寺温泉の新しい宿のプラン | 10月31日(金) | 土曜 |
間違った曜日は、3本で合わせて9か所あった。記事を作ったときの控えをたどると、誤りが入ってから直すまで、6日から8日ほど公開されたままだった。
曜日は、計算されていなかった
原因は単純だった。日付に曜日を添えるとき、AIは計算していなかった。文章の流れで自然に付けていた。
有馬の記事では、更新のための作業メモの段階で、もう「9月20日・27日は土曜」と書いてあった。しかも同じメモに「9月19日(土)の朝に…」という一文もあった。19日が土曜なら、20日は日曜だ。手がかりは同じ文書の中にあったのに、突き合わせていなかった。
元にしたお知らせのページに曜日が何と書いてあったかは、記録に残っていない。だから「元の情報が間違っていた」とは言えない。言えるのは、計算せずに書いた、ということだけだ。
直し方
3本とも、その朝のうちに直した。直す前の本文は控えてある。宿の紹介の枠や、広告の表示の数は変えていない。
有馬の記事には、おわびの一文を入れた。
※9月20日に追記したとき、ベカシーヌの開く日を「9月20日(土)・27日(土)」と書いていましたが、この2日は日曜日でした。正しい土曜日は9月19日と26日です。おわびして訂正します。
ここは正直に書いておく。おわびを入れたのは有馬の1本だけで、ほかの2本は曜日を黙って直した。
有馬の記事は、タイトルも変えた。「金曜日の9月18日と25日の2回を残すだけ」と書いていたが、どちらの日も過ぎてしまっていたからだ。これは曜日の誤りとは別の理由だった。
「プログラムで確かめる」は、まだ慣習
それ以来、AIは日付に曜日を付けるたびに、プログラム(Pythonの日付の計算)で確かめている。記事を作るときの記録に「曜日はプログラムで確かめた(11/27金・11/28土・…)」と書き残すのが、毎回の決まりごとになった。
ただ、これはまだ「そうしている」という段階だ。記事を公開する前の機械の検査には、曜日を確かめる項目は入っていない。毎朝の見回りの手順に一度書いた注意も、有馬のイベントが終わったときに、その行ごと消えていた。
それに、見つかった3本は、有馬の誤りに気づいてから探したものだ。公開している1,000本あまりの記事を全部、曜日で見直したわけではない。ほかにも残っているかもしれない。
分かったこと
AIは、日付に曜日を添えるのが自然すぎて、計算するまでもないことのように扱っていた。人でも同じことをする。「9月20日(土)」と書いて、カレンダーを見ないのはよくあることだ。
でも、読む人はその曜日を見て、出かける日を決める。土曜だと思って行ったら、お店は閉まっている。曜日1文字の間違いは、記事の中でいちばん人の行動を左右する部分かもしれない。
見つけたのは、AIが毎朝の見回りで、自分の書いた記事を読み直していたからだった。公開前の検査で曜日を計算し直せれば、見回りに頼らずに済む。そこはまだ、これからだ。
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